Googleが「コロナワクチン」の検索に対して新たなAI技術「MUM」を導入

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burikama
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コロナウイルスやそのワクチンの情報源としてGoogle検索を使用することは多いと思います。AIが導入されることでより正確な情報を入手することができるようです。

2021年7月現在、未だコロナウイルスに対する心配は尽きません。

最近、日本でもようやくワクチンの接種が開始されたこともあり、今後もどうなっていくかは引き続き注目ですね。

さて、皆さんはコロナウイルスやワクチンについて、どのようにして調べるでしょうか。新聞、テレビ、インターネットなど様々な方法がありますが私はもっぱらGoogle検索を使用しています。

先日Googleはコロナウイルスやそのワクチンの情報を検索するときに、より確かな情報を表示できるようにするために新しいAI技術、「MUM」を導入することを発表し、既に導入されています。

MUMとは、そしてそれがどのように検索結果に貢献するのかといったところを解説します。

ワクチンの情報について

コロナウイルスという脅威とそれを解決するかもしれないワクチンについて、いずれも人類にとってあまり知見の無いもので未だに様々なところで議論が交わされており、明確な解決、対処法は見つかっていません。

頼りない情報を補完する為に、新聞やTVはもちろんのこと、最近ではインターネットが用いられることが多いかと思います。

インターネットは特に自分が知りたい情報を得る際に有効な方法ではありますが、一方で誰でも情報が発信できることから

誤った情報や詐欺につながるような情報も少なくはありません。

普段何気なく調べ物をする際には大きな問題にはならないかと思いますが、今回のコロナウイルスやワクチンに関しての情報は人命にも関わっており、そう簡単に全てを鵜呑みにするわけにはいかないでしょう。

そういった問題を改善するために、Googleはコロナワクチンに関する情報の精度を向上させるために新たなAI技術「MUM」を導入することを発表しました。

MUMとは

MUMとはMultitask Unified Modelの略です。直訳すると「マルチタスクを統合するモデル」となります。

簡単に要約すると、MUMが適用されることで、ユーザーは今まで以上に正確で、必要な情報をスピーディーに入手することが可能になります。

現在コロナウイルスのワクチンについての検索ワードは国内外合わせて実に800以上に上るとGoogleは説明しています。

例:

  • 「Coronavaccin Pfizer」
  • 「CoVaccine」
  • 「コロナワクチン」
  • 「ファイザー ワクチン」などなど…

ユーザーの意図としては、いずれの検索ワードであってもある程度同一の、そして信頼性の高い最新の情報が表示されるべきではあります。

しかし、通常の検索エンジンの仕様では、異なる検索ワードには異なる検索結果が表示されてしまいます。

また、人力でそれらの検索結果を統合して、同じ検索結果を表示するということは可能ではありますが、その検索結果の統合にも数週間かかってしまっています。

これを解決するために導入されたのがMUMです。

MUMが用いられることで、異なる検索ワードに対する検索結果を自動で、迅速に統合することができます。

つまり、「コロナワクチンについて知りたい」というユーザーに対して、どのような検索ワードであっても平等に正確で最新の結果を知ることができるようになるのです。

また、MUMは多言語に対応しているため、国内のワクチン情報だけでなく、海外の最新のワクチン情報についても入手することが可能になります。

今まで:

  • 検索ワードによって結果が異なる
  • 古い情報が混ざっている
  • 日本語で調べると日本の情報に限られる

MUMが導入されると:

  • 似た検索ワードに対して同様の結果を表示する
  • 常に最新の情報を入手できる
  • 日本語で調べても国内外の情報を入手できる

実際に「コロナワクチン」と「covid viccine」という2つの検索ワードで検索してみました。

「コロナワクチン」の検索結果
「コロナワクチン」の検索結果
「covid vaccine」の検索結果
「covid vaccine」の検索結果

画像の通り、2つの検索結果から同じ情報が得られていることがわかります。

他の言語で調べた場合にも同様の結果が得られるでしょう。

MUMの今後

現状、MUMが導入されているのは「コロナワクチン」の情報に限られています。

しかし、MUMによって恩恵を受けるのはコロナワクチンに限られた話ではありません。

例えば、「アメリカのオススメ観光地」という検索をしたとき、出てくるのはほとんどが日本人向けに書かれた日本の記事でしょう。

現地人がオススメする正確で最新の情報を得るためには「Newyork sightseeing」など、英語で調べる必要も出てきます。

しかしMUMが適用されることで日本語で調べたとしても海外をソースとする情報が同時に表示されるようになります。

またそれだけでなく、MUMによって、より自然な形の質問に対する答えを得ることもできるようになるとしています。

例えば、「12月にニューヨークに行く際の服装は半袖でよいか?」などといった人が話すような質問に対しても適切な検索結果を表示することができるようになります。(現状では「ニューヨーク 12月 服装」といった感じでしょうか)

そして、この「質問形式の検索」に画像を使用することができるようになるとも発表しています。

なので実際に自分が持っている半袖の写真を使って、それが適切な服装であるかも判断してくれるようになるということです。

まとめ

少なくとも今はMUMのお陰でコロナワクチンの正確な情報を取得しやすくなっています。

しかし、ワクチンに限らず、今後MUMはよりユーザーの検索体験を向上させることとなるでしょう。

具体的に、いつからどのように使えるようになるかなどの情報はまだまだ未確定ですが、これからの動向に期待ですね。

質問や疑問などありましたらコメントや問い合わせで聞いていただければいつでもお答えしますのでお気軽にどうぞ!

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